受験生に贈る100枚のメッセージ 関西学院大学法学部のオープンキャンパスの施策
高校生に、法学部の新しい価値を感じてもらうために。そして2日間で1万人以上が来校する場において、できるだけ多くの高校生とコミュニケーションを図るために。統一のメッセージはあえて設定せず、関学大OB、宣伝会議コピーライター養成講座OBを中心とした有志クリエイターそれぞれが、独自の視点でクリエイティブをつくり上げるという方向性を取りました。
UP TO WORKS
SEIKO HOUSE GINZA(銀座・和光)のショーウインドウという、歴史ある場所のインスタレーション制作に関わらせていただき光栄な機会でした。今回のモチーフは、今年の干支であり、飛躍・向上の意味があるうさぎ。一番の挑戦は、銀座の街を彩るだけではなく、さらに「日本中へ希望を繋ぐ」という試みです。元旦からショーウインドウの“希望のうさぎ”が立体的に動き出す仕掛けに加え、元旦の新聞広告でもARを通じてうさぎと出会える体験づくりをしました。
そのうさぎが届ける「希望のうさみくじ」は、大谷翔平選手をはじめSEIKOに所縁あるアスリートたちのメッセージ。SNS上でも新年の気持ちを後押してくれる言葉が日本中に広がりました。ショーウインドウでは人が近付くとうさぎが寄ってきたり、うさみくじを引いた人がいると跳ねて喜んだり、ウインドウの外には飛び出したうさぎの足跡が投影されたりと、体験型にすることで銀座の多数の方に喜んでいただけました。
会期は終了してしまいましたが、本施策の事後リリースやプロジェクト動画も公開中です。映像や写真を通して、希望のうさぎの姿を楽しんでいただけますと幸いです。
(電通zero/Dentsu Lab Tokyo クリエイティブディレクター/クリエイティブテクノロジスト 大瀧篤)
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