約180人が東急百貨店マークを人文字で再現した、東急百貨店本店最後の屋外広告
東急百貨店本店から、BSフジの番組『小山薫堂 東京会議』に届いた会議依頼。それは「東急百貨店本店 最後の屋外広告にふさわしい写真を撮ってほしい!」というもの。
UP TO WORKS
博報堂の一年目コピーライターとテレビ東京の一年目社員が考えた企画です。これまで高校生や就活生に寄り添うコミュニケーションがあった一方で、社会人一年目に寄り添うものが無いと感じたことが企画の発端でした。社会人一年目の毎日は、期待と不安の毎日です。同期に支えられたり、リモートワークに寂しさを感じたり、仕事への意欲で溢れていたり、仕事以外の悩みを抱えたり。そんな社会人一年目の本音とテレ東BIZで配信されたニュースを「僕らの毎日は、経済につづいている。」というタグラインでつなぐ広告になっています。
自分に対して「よく頑張ったね」と思えるだけでなく、誰かと「こんな気持ちあるよね」と語り合えるような内容を目指しました。さらにモデルとしてテレビ東京の新人アナウンサーや一年目社員を起用することで、リアルな表情を演出しました。いつの時代にも共通する一年目の本音も、2022年に入社したからこそ感じる一年目の本音も、12個のコピーによって幅広く語られています。その本音が一年目だけでなく、一年目を経験したことがある全ての社会人の心に届いていれば嬉しいです。
(博報堂 コピーライター 堀池駿介)
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