気になるあのCMの演出やキャスティングについて、ディレクターにインタビュー。今月取り上げるのは、ソフトバンク「Xiaomi 12T Pro」のWebCM「神ジューデン」篇だ。
神ジューデン「ラバーガール大水洋介」篇、「白井悠介」篇の絵コンテ。
インド映画風の自由で楽しい映像に
スマホの充電が切れていることに気付き、ショックな顔をして振り返る声優の白井悠介さん。しかし、周囲の大勢の人と「♪ジューデン、ジューデン、ジューデン」とリズムにのせて軽快に踊りながら、余裕の表情を見せる。踊っている間に充電が完了し「♪神ジューデン」の音楽とともに白井さんが発光。すると煙の中からサッカーボールを持った角刈りマッチョ姿の白井さんが登場し、最後は壁を突き破ってどこかへ消えるという演出が印象的だ。CM全体を通してXiaomi 12T Proの充電の速さやバッテリーのパワフルさが表現されている。
ソフトバンクは12月20日から23日にかけて、同様の演出で白井さんを含む5人がそれぞれ出演する5本のWebCMを公開した。演出を手がけたのは川北亮平さんだ。「今回は、あまり出演者の方々に細かいディレクションなどはしませんでした。とにかく、楽しそうに、自由そうに踊ってもらうことが大事だなと思ったので、わりとラフな感じで雰囲気をつくっていきました」（川北さん）。
音楽に関しては、テレビCM版とベースは同じではあるものの異なる人物が歌っている。デモの音楽を用いることで、デジタル上でこの動画にリーチする人の...
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