約180人が東急百貨店マークを人文字で再現した、東急百貨店本店最後の屋外広告
東急百貨店本店から、BSフジの番組『小山薫堂 東京会議』に届いた会議依頼。それは「東急百貨店本店 最後の屋外広告にふさわしい写真を撮ってほしい!」というもの。
UP TO WORKS
♪~『君は薔薇より美しい』(歌:橘慶太)
S:I HOPE.
NA(中島):混ざらないものが、
混ざり合う。
境界線は、
溶けていく。
変わりたい、
その衝動はもう、
あなたの中にある。
S:希望よ、超えてゆけ。
CI
「混ざらないものが、混ざり合う。」性の後に付く「別」という文字。若者と年配者。この人とあの人。無駄と効率。理解と無理解。この社会に星の数ほどあるバイアス。「境界線は、溶けていく。」それは、時代に対する実感と、まだ見えぬ出口への欲望の織り混ざったもの。「変わりたい。その衝動はもう、あなたの中にある。」変わりたくない、も自由。でも、変わりたい、という気持ちも勿論止められるものではなく。「希望よ、」化粧は(そして、広義な解釈でのARTは)希望を語れるのか?という問いから始まったこのI HOPE.という仕事。
化粧が希望を語る人の傍らに居られたら良いなという想い。「超えてゆけ。」境界を曖昧にしながらも、個性はぼやけずに各々美しく屹立している。そんなVISIONとともにKANEBOブランドが育つこと。そのようなことを延々と、クライアントと皆で話し合いました。
(電通 グループクリエイティブディレクター 小松洋一)
https://youtu.be/l42nyn7hZUw
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