「もしもし?」からつながるドコモの30年を描いたWeb動画
ドコモは、そしてドコモで働くみなさんは30年間ずっと、声や文字を通じて人と人をつなげてきました。ショルダーフォンから始まり、ポケベル、ガラケー、スマートフォン。そしてその進化は、もはや通信領域にとどまりません。
UP TO WORKS
後輩:お先です
永山:お疲れ
心の声(永山):ゆとりはないし......
竹原:申し訳ございません
心の声(竹原):さとりもしないけど......
永山:だからどうした!
行くか!
竹原:行こうか!
永山:俺たちまだまだ
永山+竹原+S:ビッグマックなんて、ペロリだよ。
S:REMEMBER,BIGMAC
NA:BIG MAC!
CI
「ビッグマックを卒業した人たち」がターゲットという明快な指針を立てられたのは大きかったと思う。普段食べている人はどうか普段通り食べてくれればいい。「食べたら元気になる」そう見られたがる、多くの食品に共通する売り手の欲望がある。そんな中ビッグマックは「それを食べること自体がすでに元気の証」という、皆がひしめく窮屈な場所のひとつ手前に、気持ちの接点がつくれる存在だと思った。
コピーの真ん中に商品名を置けることはあまりなく、これもビッグマックの地力の賜物だ。足掻くことは滑稽で、もしかしたら古臭い。でも見方によっては愛しい。ミドルエイジの負け惜しみのような、意地のようなコピーがどう受け入れられるのか楽しみだった。この不器用さを、鼻で笑うような世の中でなければいいなと願っている。どうせいつかはペロリが、ギリになり、ムリになる。だからせめてそれまでは、僕自身もこんな感じでいたい、からこそ。
(TUGBOAT クリエイティブディレクター 麻生哲朗)
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