広告マーケティングの専門メディア

企業コミュニケーションの理想像

宣伝担当者は、企業の「センターマン」であれ。

NTTドコモ プロモーション部長 樺沢正人

026_01.jpg

プロモーション部の機能

私はNTTドコモで約20年、宣伝の仕事に携わってきましたがお客さまとの接点、コミュニケーションの手法が多様化したことで、宣伝部門に求められる役割も大きく変わってきたと感じています。特に1年半、NTTアドに出向し、4年前にプロモーション部に戻ってきた時、部門に課せられるミッションが変わったと痛感。組織そのものは、それまで社内に点在していたプロモーションに関わる全部門を統合し、コミュニケーションを一気通貫で見ることのできる組織体制になってはいたものの、それが有効に機能しているとは言い難い状況でした。ですから、そこを改革することが私の最初の課題となりました。

企業は経営理念を中心に存在しているので、その根幹をコミュニケーションを通じ伝えていくことは大切です。一方で企業活動を継続していくためには収益を上げる必要がありますし、その収益はお客さまが当社のサービスを使っていただくことが源泉になります。

それゆえお客さまのインサイトを理解すること、市場環境の変化をいち早くキャッチし、コミュニケーションのみならずサービス開発や営業活動にまで取り入れていく必要があります。

その点、マーケティング部門と並び、お客さまとのコミュニケーションの窓口を担ってきたプロモーション部はお客さま、ひいては社会の声を社内で伝えていく、そしてお客さまの満足を求めて、社内の各部門が一緒に進んでいくべき方向性を指し示す、社内の「センターマン」となることが求められていると思います。

あと57%

この記事は有料会員限定です。購読お申込みで続きをお読みいただけます。

企業コミュニケーションの理想像 の記事一覧

「資生堂らしさ」はどこへ行く?
オンライン家計簿「Zaim」に見る、ユーザーとサービスの関係
リコー「THETA」で新機軸、映像体験を通じて消費者と共進化
増える単身世帯、マーケティングへの影響とは?
僕らは「何をすべきか」 時代の文脈に沿うビジョンを
テレビCMへのクレーム多発!広告表現の危機を考える
映画監督・大友啓史さん「意志、願い、覚悟――未来に映像が担うもの」
最大のコミュニケーションは常に「最深」から
トヨタが「TOYOTOWN」というフレームを生み出した理由
加速する「共創」時代、クリエイターへのガイド
つながりっぱなしの世界
企業の「データ分析」に対する誤解とは?
これから起きること。これから起こさねばならないこと。
宣伝担当者は、企業の「センターマン」であれ。(この記事です)
人は「買う」だけの生き物?
新しい買い物体験を作る、セブン&アイのオムニチャネル戦略とは?
広告の「枠組み」を壊す存在は

おすすめの連載

特集・連載一覧をみる
宣伝会議Topへ戻る

無料で読める「本日の記事」を
メールでお届けします。

メールマガジンに登録する