まさかの「大雪」もPRの材料に、"六本木スイス化計画"とSNS発信
期間中の2月8日は、大雪に見舞われやむなく中止に。まさかという不測の事態だったが、雪降る会場の様子をSNSで発信。「思惑通りではないですが、結果的に「大雪」もPRの材料に。"雪だからこそ、もっと楽しめる!"とスイスの発想を生かし、翌朝の雪かきをはじめ、イベントの最終日を一層盛り上げました」(スイス大使館プロジェクト・マネージャー)。
“六本木にスイスがやってくる”のコンセプトのもと、日本とスイスの国交樹立150周年を記念したイベント「SWISSDAYS(スイス・デイズ)」が、2月6日から9日に渡り、六本木ヒルズアリーナで開催された。スイスと日本は、1864年2月6日に最初の修好通商条約を締結。それから150年目を迎えた今年、本イベントの主催でもある在日スイス大使館は、国交樹立周年を記念したさまざまな行事を予定しており、「スイス・デイズ」はその公式開会イベントとして位置付けられている。
イベント初日となる6日に開催された開会式では、スイスのディディエ・ブルカルテール大統領夫妻のほか、日本・スイス国交樹立150周年親善大使を務めるタレントの春香クリスティーン(スイス・チューリッヒ出身)、元・在スイス特命全権大使の國松孝次氏、シェフの三國清三氏、69年に当時の世界最年少でアイガー北壁登頂に成功した、モンベル創設者の辰野勇氏、スイス・ロマンド管弦楽団の首席客演指揮者の山田和樹氏らが登壇し、イベントの開催を祝福。式典後には、伝統楽器のアルプホルンをジャズ風に演奏するライブや、スイス相撲「シュヴィンゲン」のデモンストレーションが行われ、注目を集めた。当日の来場メディアは国内メディア113人、スイスメディア6人。期間中、スイスさながらの大雪に見舞われるハプニングもあったがニュース番組を中心に、イベントの様子は多くのメディアで報じられた。