欧州主要メディアを招いた試乗会で体験型の魅力発信
ヨーロッパの新聞社、雑誌社記者向けの試乗会を9月に開催。列車旅への感度が高いヨーロッパに向け、「ななつ星」を通じて九州の魅力をPRした。
温かみのある照明に細部まで作り込まれた内装、見た目も美しい料理......と、まるで高級レストランのような上の写真。これは、昨年、多くの話題を集めた日本初の豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」のレストラン車両だ。席について談笑しながら食事を楽しんでいるのは、ヨーロッパの主要14メディアの面々。
JR九州が企画し、昨年9月の2日間にかけて、ヨーロッパの新聞や雑誌の記者を招待した試乗会を開催し、九州観光の魅力をPRした。ヨーロッパと言えば、「オリエント急行」をはじめとし列車の旅が一般的なことで知られる。KLMオランダ航空が昨年4月から福岡への就航を開始し、福岡とヨーロッパの直行便が結ばれたことで、距離がぐっと縮まった。会を通じ、メディアからは「最高級の設備とサービス」「細部までこだわた豪華列車」など、好意的な批評が得られ、ヨーロッパでの認知度拡大に貢献した。
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