伝統と革新を体現するエキシビション
(c)LOUIS VUITTON
日本人クリエイターが手掛けた最新デジタル型展示
ルイ・ヴィトンは、ネームバリューや国籍などにとらわれず、アーティスト性を見出し、それを支援することで彼らを世に送り出す、いわばパトロンのような姿勢を持つことでも知られている。表参道店の上階にあり、アートのエキシビションを定期的に開催している「エスパス ルイ・ヴィトン東京」の活動もその象徴。日本発の企画で“伝統と革新”というブランドの世界観を表現した。
今夏、多くの注目を集めたルイ・ヴィトンによるデジタル技術を駆使した展覧会「Timeless Muses(時を超えるミューズたち)」。無料で閲覧可能なこの展覧会のキーとなるのが、女優のカトリーヌ・ドヌーヴ(下の写真・左)が手にしている特製マスクだ。マスクを通してのみ見ることができる映像やプロジェクションマッピングなど、体感型のデジタル展示が注目を集めた。
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