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宇都宮餃子、首位奪還達成の裏に熱すぎるPR

宇都宮市

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「最後の“一皿”お願いします」街頭での選挙活動
2012年の衆院選のタイミングで、天狗とミヤリーによるギョーザの選挙活動を市内で展開。選挙カーで市内を周り、街頭演説も行った。「候補者の方々とすれ違う時は、ちょっと気まずかったですね......」。

1月31日午前8時半、宇都宮市役所。多くの報道陣が詰めかけ、見守る先は市の職員が操作するパソコンだ。総務省のホームページで更新されたばかりの昨年の「ギョーザ年間購入額調査」の最新情報を確認すると同時に、歓声が湧き上がった。

ニュース番組や新聞などでも話題になった、宇都宮の「ギョーザ購入額日本一奪還」の話題。その陰には、静岡県浜松市に首位を奪われた3年前にスタートしたPR活動「ギョーザ日本一奪回運動」の取り組みがある。

商工関係者らが立ち上げた「奪還推進委員会」は、誇りを傷つけられて鼻が折れた「宮の天狗様」というキャラクターを制作しPR活動を展開。タレントの「奪還アイドル」就任や、市のマスコットキャラクター「ミヤリー」による“ギョーザダンス”、販促物を制作してのスーパーへの消費拡大の呼び掛けなど、「地道にあの手この手で取り組んできた2年間」(市都市ブランド戦略室)の努力が実を結んだ。「どれが特に効いた、などはなく、“(奪還して)皆で美味しいお酒が飲みたい”の一心で取り組んできた活動。市民の方々にもその熱い思いが伝わったのではと思います」。

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