約5カ月に及ぶ「販促コンペ」の最後のイベントが贈賞式だ。ここでは、9月に東京都内で開催された贈賞式と懇親会のようすをお届けする。もしかしたら来年この場にいるのは、あなたかもしれない。
【概要】
約5カ月間の戦いの集大成
9月、東京都内で「第11回 販促会議企画コンペティション」の贈賞式が開催された。会場に集まったのは、受賞者、審査員、協賛企業各社の約200人。4月1日の課題発表から約5カ月に及んだ今年度の販促コンペの集大成となる。贈賞式が執り行われるホール前には、受賞作品のパネルがずらりと並んだ。
定刻になり、式が開始。コンペについての説明と審査員、協賛企業が紹介された。ここからついに、受賞作品の発表に移る。
【協賛企業賞・審査員個人賞】
ワンカップ大関は「魔法の飲み物」
最初に発表されたのは、協賛企業賞27作品とその受賞者。協賛企業の代表として、大関の長石元一氏(取締役 商品開発部部長)が、同社の課題に対して「宴会特急おおぜき1号」を企画した澤田空香氏に協賛企業賞を授与した。祝辞として長石氏は「宴会に遅刻するという気まずさや焦りが出る場面で、1本飲むことにより気持ちを落ち着かせる『魔法の飲み物』として『ワンカップ大関』を位置づける、ユニークかつ世間の『あるある』を反映した企画」と評価した。
続いては審査員個人賞。最終審査員各個人が「上位入賞は逃したが光るものがあった」「今後に期待できる」といった観点から選出した賞だ。吉柳さおり氏が代表し、リクルートマーケティングパートナーズの課題に対する企画「試験前に作ろう!スタサプやる気ボタン」の企画者、中野拓馬氏に審査員個人賞を贈った。
【シルバー】
シルバー4作品を発表
さらに発表は続く。ここからはシルバー以上の上位入賞作品の発表だ。出席したファイナリストに伝えられているのは、「上位7企画に入った」ことのみ。ここで初めて、どの賞を受賞したのか知ることになる。会場の緊張感は一気に高まった …