森永製菓は2017年1月10日~2月14日のバレンタイン期間、食品スーパーなどの店頭とソーシャルメディアの連動を図った企画「友チョコ方程式コンテスト」を実施している。
インフルエンサーマーケティング事業を手がけるVAZ(バズ)が運営するソーシャル動画アプリ「PROF※」にユーザーが手づくりチョコの画像や動画を投稿することで参加できる。
本企画実施の背景には、若者の「テレビ離れ」がある。テレビの視聴時間は若年層ほど短くなっており、一方で10歳代のインターネット利用時間は221分と全世代の中で一番多い(総務省情報通信政策研究所調べ)。
このことにより、テレビに出演するタレントよりもソーシャルメディアが影響力を持つケースも増えてきたため、インフルエンサーの起用に至った。
また、2000年ころから始まったとされているバレンタインデーに友達にチョコを贈る文化「友チョコ」にあわせ、手づくり需要の喚起とバレンタインデーを盛り上げることが狙い。
バズに所属するインフルエンサー12人は、YouTubeやTwitterなどのアカウントからソーシャルメディアで本キャンペーンを拡散させるという。
全国1000店舗以上のスーパーの店頭では、バズ所属のインフルエンサー「りかりこ」を起用したPOPを設置し、リアルとソーシャルの連携で売り上げ増を目指す。