装丁家 鈴木成一の流儀「装丁は鮮度が命」
これまで30年間に手掛けた装丁の数は1万冊を超える。今も、常に月40~50冊のペースで走り続ける、超人気装丁家である。しかし、それだけの数をこなしながら、鈴木成一さんの装丁は毎回必ず新しい。個性的で、力強い鈴木さんの装丁デザインの発想を聞いた。
これまで30年間に手掛けた装丁の数は1万冊を超える。今も、常に月40~50冊のペースで走り続ける、超人気装丁家である。しかし、それだけの数をこなしながら、鈴木成一さんの装丁は毎回必ず新しい。個性的で、力強い鈴木さんの装丁デザインの発想を聞いた。
間違いなく、2014年に最も話題になった本のひとつだろう。『嫌われる勇気』は、アドラー心理学の思想をもって「他人からの評価を気にせず生きよ」と説く。マーケティングの世界では、多くの企業が、生活者から「愛されたい」「共感を得たい」「信頼を勝ち得たい」と日々コミュニケーションを展開している。著者の一人である岸見一郎さんの目に、こうした企業コミュニケーションはどう映るのか。
とにかくアイデアの豊かな人である。1999年の「USBメモリ」の発明に始まり、これまで120を超える商品やサービスを発明してきた。「打つ手なし」の難しい局面でクライアント企業から呼び出され、イノベーティブなアイデアで打開してきたことも数限りない。多くの経営者が信任する、その手腕の一端を覗かせてもらった。
「マンガ家」という肩書きを持っているが、その活動を見れば、マルチクリエイターである。「コップのフチ子」を大ヒットさせたかと思えば、「サウナ大使」に任命されたり、趣味の「水草水槽」の普及にいそしんだり。全方位に独自のアンテナをはりめぐらせているように見えるが、この3つ、実は根底でつながっている…のかどうか。
『ALWAYS 三丁目の夕日』『永遠の0』『friends もののけ島のナキ』など、高度なVFXで数々の映画に命を吹き込んできた映画監督の山崎貴さん。最新作は、八木竜一監督と共に共同監督・脚本を手掛けた『STAND BY ME ドラえもん』だ。世界的なVFXの名手が、この映画で挑戦したこととは。
花屋なのに“花”を置かない─そんな一風変わったお店を営んでいるフラワーアーティストの東信さん。店舗でのオーダーメイドの商品制作だけでなく、アート作品の創作、企業とのコラボレーション活動など、花の魅力を最大限に引き出す幅広い活動を行っている。これらの活動を掘り下げていくと、人に花を贈ることと、企業を伝えるためのコミュニケーションの2つには“共通項”があることに気づく。
平井堅、スピッツ、いきものがかり、JUJUなど人気アーティストのヒット曲を多数手掛けてきた亀田誠治さん。広告界では箭内道彦さん、森本千絵さん、大宮エリーさんらとの親交も深く、トップクリエイターとしての志は、音楽も広告も相通ずるものがある。「J-POPを誰よりも愛する男」である、亀田さんのクリエイティビティの源泉はどこにあるのか。
小説やエッセイ、俳句などエネルギッシュな文筆活動を続ける長嶋有さん。昨年末に出した4年ぶりの長編小説は、ツイッターの中の世界を舞台にゆるやかに交わる現代の人間模様を描き出し、「静かな意欲作」と言われる。その独特の鋭い観察眼は、企業の広告にも注がれている。
国内外のプロサッカー選手に影響を与えた「キャプテン翼」。ワールドカップイヤーの今年、さまざまなコラボプロジェクトが進む。同作を生んだ高橋陽一さんは、30年以上、ストーリーが愛され続ける源は「キャラクターにある」と話す。
Twitterが全面協力したという映画『白ゆき姫殺人事件』。SNSやテレビ番組で切り取られた情報の“浅はかさ”を、中村義洋監督がユーモアたっぷりに描き出している。