メディア&クリエイティブ 時代に合わせて企業理念の表現は変わる!――CASE1 日立製作所
創業の理念や、世の中への提供価値など、その企業が持つ『DNA』は、時代が変化する中でも普遍なものと言えます。しかし、その伝え方は、消費者の価値観や行動パターン、メディア環境の変化に合わせて変えることが求められます。企業広告におけるメディア選定とクリエイティブの考え方について、企業広告に継続的に力を入れる4社に聞きました。
デジタルの広告手段が浸透する中で、企業の意思や理念の伝え方も、時代に合わせた変化が必要とされていますし、従来「企業広告」が担っていた役割を果たせる、「広告」以外のメディアやコミュニケーション手段の活用も必要とされています。企業の継続性を担保し、事業活動を足元から支える、現代における企業広告の効果と実践について考えます。
創業の理念や、世の中への提供価値など、その企業が持つ『DNA』は、時代が変化する中でも普遍なものと言えます。しかし、その伝え方は、消費者の価値観や行動パターン、メディア環境の変化に合わせて変えることが求められます。企業広告におけるメディア選定とクリエイティブの考え方について、企業広告に継続的に力を入れる4社に聞きました。
メディアが増え、情報環境が変わる中で、ブランド・コミュニケーションの手段や方法も変革の時を迎えている。
「『食と健康』のプロフェッショナルとして、常に一歩先を行く価値を創り続けます。」――明治ホールディングス、明治、Meiji Seikaファルマの3社からなる明治グループが掲げている理念だ。
ワコールの企業ブランディングは、同社のCSRと、その取り組みを発信するコミュニケーションに特徴を見ることができる。一般的にCSRは、総務部など管理部門が管轄するケースが多いが、ワコールではそれに加え、広報宣伝部門が主導する取り組みが数多くある。
特定の商品の短期的な売上増には直結しにくいといえる企業広告。しかし継続して打ち出すことには明確な意義があると語るのは、龍角散の藤井隆太社長です。広告の力をうまく活用しながら、同社が築いてきた独自のポジションとは。
その企業・ブランドに対する消費者や社会からの信頼を醸成するのは、「企業広告」「ブランド広告」なのでしょうか。それとも広告以外の別の要素でしょうか。新興企業や、日本に上陸したばかりのブランド、リブランディングを遂げたばかりのブランドが、消費者に受け入れられ、信頼されるために、何が必要と考え取り組んでいるのかを聞きました。
中村獅童さん扮する「Mr.マウス」が、その色気と自信に満ちた立ち居振る舞いで、OLや主婦を虜にしていくテレビCM「マウスと人と。」シリーズ。これとクリエイティブ連動した電車内広告とともに、目にした記憶がある人も多いのではないだろうか。
2015年には全世界での販売台数が過去最高の20万を超えたポルシェ。スポーツカー以外に、プロダクトラインが広がる中で、日本でも販売台数を増やしているが、その中でブランド戦略にも変化が生まれている。
テレビ離れが叫ばれる現代でも、「一社提供ミニ番組」にスポンサードする企業は少なくありません。
テレビCMの出稿有無や多寡は、その企業に対する消費者の信頼に、どの程度関係があるのでしょうか。また、CMをやっていても「信頼するに値しない」という印象を与えてしまう要素とは?全国主要都市に暮らす消費者300人への調査からひもときます。