休校中の子どもたちへ 「自ら学ぶ力」を育んできた企業ができること
「緊急事態宣言」の発令から3日後、休校が続く小・中学生に向けて無償で提供された、オンライン教室『きょうの時間割』。自宅で「自ら学ぶ」習慣をつくり、新しい学びと向き合うきっかけをつくった休校支援策とは。
New normalをつくりだすデザイン
多くの企業が新聞広告で、コロナ禍を生きる人たちへメッセージを発信している。その中から9事例を紹介する。
いま、時代は空前の「手洗いブーム」。しかし、新型コロナウイルスが終息しても、この世界的に広がる手洗い習慣が一過性で終わることのないような強いメッセージを届けたい。丁寧でこまめな手洗いは、じぶんだけでなく、愛するひとを守ることにもつながる。手洗いの持つ普遍的な価値を、コピーとビジュアルに込めました。
(電通九州 アートディレクター 伊藤敬生、同 コピーライター 米村拓也、同 営業 佐藤智幸)
コロナ禍、医療従事者への感謝は話題になっていたが、ゼスプリは、別の職業に注目。急増する来店者による三密などのリスクの中、さまざまな感染防止対策をとり、連日営業してくれていたスーパーや青果店だ。新鮮な食材が手に入り、食卓に美味しいごはんを並べられることは、異常事態の中で数少ない安らぎでした。
感謝の気持ちを持っている消費者は多いものの、なかなか伝える機会がない。そこに気づき、全国のスーパーや青果店の従業員に感謝を伝えるため、「差し入れキウイ」キャンペーンを実施。感謝を伝えたい店舗名をSNSで呼びかけ、推薦があった店舗全てにキウイを1ケース届けた。企画のフィナーレとして、朝日新聞・読売新聞で御礼広告を掲載。
(電通 クリエーティブディレクター 北田有一)