多くの企業が新聞広告で、コロナ禍を生きる人たちへメッセージを発信している。その中から9事例を紹介する。
はごろもフーズ/風とロック芋煮会応援広告
「いまは、待つことも、ライブの楽しみにしようと思います。」
福島で開催されているロックフェス「⾵とロック芋煮会」。新型コロナウイルスの影響で、2020年の中⽌と2021年の開催を同時に発表しました。その発表を受け、毎年協賛しているはごろもフーズが出した応援広告です。協賛社としてはもちろん、いちファンとして。会場の空気やファンのみなさんの笑顔を思い浮かべながら、次の開催を楽しみしていますというエールを送りました。
使われている写真は、2019年に撮影したもの。当日の福島⺠報では、本イベントの主催者・箭内道彦さんと各ミュージシャンたちの熱い想いが綴られた広告と共に掲載されました。新型コロナウウイルスが早く終息して、ライブをみんなで楽しめますように。
(電通東日本 クリエーティブ室 竹内希光)
- 企画制作/電通東日本+KUMASAKA DESIGN
- CD/瀬島裕太
- AD/クマサカユウタ
- C/竹内希光
- 撮影/河合克成
- AE/加藤直道
DAZN Japan Investment/ブランド広告
「#ライブスポーツが帰ってくる」
広告の見た目はシンプルですが、完成までの道のりは非常に長かったです。新型コロナの影響で主要スポーツが中断した3月からDAZNの想いを発信したいと試行錯誤していました。しかし何を言っても空虚で無責任な感じがして、ただ待つしかできないというもどかしい時間が続きました。
そんな中、ついにスポーツが帰ってくる!それは世界中に暗雲立ち込める中、微かな光が差し込むような心沸き立つニュースでした。その気持ちをとにかくシンプルに伝えようとなり、そこから完成するまでは早かったです。そしてひっそりとですが、これから始まる新しい日常は、みんなの問題で、その第一歩をみんなで一緒に踏み出しませんか?という想いも込めています。
(DAZN Creative Team)
- 企画制作/DAZN Japan Investment
- CD+AD+C+D/DAZN Creative Team
- PR/DAZN Marketing Team