吉本興業、Media Asia社、Content Land社が共同で、Yoshimoto Media Asia Content Landを設立。コンテンツ制作と配給をアジアで展開するとを発表。
国際化する芸人とシリコンバレーの新結合
3月に沖縄国際映画祭に行ってきた。今年で3回目。
毎回、その発展に驚く。今年は、吉本興業、Media Asia社、Content Land社が共同で、Yoshimoto Media Asia Content Landを設立、アジアでコンテンツ制作、配給することが発表された。
吉本はタイ、台湾、シンガポールなどに現地法人があってエンターテイメントビジネスを展開している。聞けば、東南アジアは、芸能プロダクションが発達していない国も多く、これから開拓しがいのある市場であるらしい。
沖縄は東京からより台湾からの方が近いくらいだから、日本企業がアジアに進出するときのハブとしては最適である。
この映画祭に来ると、国境を超えたアジアという大きな視点を感じさせてくれる映画祭だ。考えてみれば、国境が関係なくなったのは、ソーシャルメディア、アプリやゲームといったネット系のサービスも同じだ。長年アメリカ・シリコンバレー企業の日本市場進出を手伝うJETROのMakoto Abeさんは、ネット企業ほど「日本進出は自分たちでやる」といって、なかなか自分たちの話を聞いてくれないと言っていた。
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