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欧米のカンファレンスはなぜ、業界問わず盛り上がるのか?

通信・IT(志村一隆)

シスコのジョン・チェンバースCEOは客席を廻りながら講演を進める。

会場を楽しむ雰囲気が溢れる

1月にハワイで開催されたPTC2014(Pacific Telecommunication Council)というカンファレンスに参加した。今回はスピーカーとしての参加だ。自分が参加したセッションは、ネットフリックスやYouTubeといったOTT(Over the Top)の現状をネット中立性などと絡めながら議論するものだった。一緒に登壇したパネリストは、スウェーデン、アメリカ、オーストラリアの大学教授たちである。彼らとともに自国の事情を報告しながら、議論を進めた。面白かったのは、どの国のパネリストも、自国がブロードバンド・インフラの整備が遅れていて、諸外国に追いつく必要があるという点を強調していたところ。どこでも、海外はこうなっているというのが国の政策を進める一種のロジックになっているんだなと感じた。

さて、数多く欧米のカンファレンスに参加して、日本のセミナーやセッションもこうなれば面白いのにと思う点をいくつか記しておきたい。

まず、彼らは会場の雰囲気を盛り上げるのがとても上手い。規模の小さなセッションでも必ずモデレーターが、パネリストの経歴を読み上げ、拍手を持ってスピーカーを迎える。規模の大きな会場だと、セッション開始前に大音量の音楽がガンガンかかる。お固い業界のイベントでも会場の聴衆をエンターテインする演出が組み込まれている。

モデレーターがまず盛り上げてくれれば、スピーカーとしても話しやすい。また、聴衆として会場にいても、はじまる前の音楽は、コンサートにいるみたいでなんだかワクワクしてくる。

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