東日本大震災発生から4年が経過した今、被災地に関する報道は減少しつつある。復興庁で「新しい東北」を掲げ、活動してきた小泉進次郎氏は「被災地からの発信力こそ重要」と語る。

小泉進次郎氏
小泉氏「若い発信力に期待」
東日本大震災からの復興を動画で盛り上げたい─。復興庁などが主催する合宿型映像制作プログラム「Creative Summer Camp 2015」のファイナルイベントが9月29日、都内で開催された。「新たな東北の売り出し方」をテーマに、学生など若手クリエイターらが30秒の動画を制作するという企画である。
復興庁では、「新しい東北」と銘打ち、学生やクリエイターなどと連携した事業を展開。被災地の発信力強化を目指しており、今回の事業はその一環となる。撮影は8月から9月にかけ、福島県会津、宮城県石巻、山形県赤湯で行われ、前述のファイナルイベントには、小泉進次郎・前復興政務官も登場。終了後、広報会議の取材に応じた。
イベントで審査員も務めた小泉氏。普段関わることの少ない学生を ...
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