常磐興産が運営するスパリゾートハワイアンズは、コロナ禍で卒業旅行に行けなかった2020年度と2021年度の卒業生を対象に、現役の学生と同じ割引が適用となる「ハワイアンズ タイムスリップ学割キャンペーン」を、3月12日から4月30日にかけて実施した(4月1日以降は2022年度の卒業生も対象)。
当企画のクリエイティブやPRでは、「タイムスリップ」というキーワードに注目。もう一つのタイムスリップ要素として、ハワイアンズの歴史や昨今のレトロブームも盛り込みながら、メインビジュアルやSNS投稿などを企画した。
メインビジュアルでは、施設の中でもこれまで広報ではあまり見せてこなかったレトロな場所で撮影した写真を使用。SNSでも「#ハワイアンズタイムスリップ」と称して、施設のレトロな場所の写真やハワイアンズの歴史にまつわる話題を投稿し、「レトロかわいい」「簡単にタイムスリップ気分が味わえる」といった面を押し出した。
その影響で、メインビジュアルの撮影場所で写真を撮る施設利用者が増え、今まで焦点が当たっていなかった場所が新たなフォトスポットに。SNSでは、過去のハワイアンズに思い出がある人からの反応が良好で、通常投稿よりも高いインプレッションや拡散につながった。また、学割キャンペーンの利用実績は、3月中(開始から20日間)だけで、前年同時期に70日間にわたって実施した同キャンペーンの実績を上回ったという。