明治は、「アポロ」「明治ストロベリーチョコレート」など、同社が提供する「いちごお菓子」と、“いちごの王子様”「すとぷり」がコラボした、「Here We Go!! はっぴーすとろべりーめもりー!」プロジェクトを実施。「すとぷり」が「明治いちごアンバサダー」に就任し、“会うことの楽しさ”をテーマとした施策を行った。
このテーマは、コロナ禍で何度も“会う”ことを制限され、大切な人と会う楽しさが見直されたとの思いから、お菓子とともに改めて会う楽しさを届けたいと立案した。その一つとして実施したのは、ARカメラを使った企画だ。
1月10日からスタートした第1弾では、ビデオ通話のような雰囲気で会う楽しさを味わえる内容を、2月10日からの第2弾では、本当に家に会いに来てくれるような雰囲気を楽しめる内容を実施。さらに2月11日から14日まで渋谷ヒカリエでリアルイベントを開催し、会場でARカメラを起動すると、「すとぷり」メンバーがリアルなドアから飛び出て会いに来てくれたような体験が味わえる内容とした。他にも当プロジェクトでは、会える喜びを表現したアニメーション作品を制作し、テレビCMとして放映した。
AR企画の体験数は、第1弾が47.6万回、第2弾は15.2万回。イベントには、3475人が訪れた。また、多くのファンが「すとぷり」のメンバーと明治のいちごお菓子を撮影し、SNSに投稿する様子が見られたという。
明治のいちごお菓子と「すとぷり」のコラボ企画は今回が3回目の実施となる。宣伝部の小口陽平氏は、「前回以上にファンに喜んでもらいたいとの思いで、“会う楽しさ”とは何かを熟考した。会う前のドキドキやワクワク、会えた時の喜びも含まれるのではないかと視野を広げたことが、プロジェクトのアップデートにつながった」と述べた。

第2弾のAR企画「ARはっぴーすとろべりーめもりー!すとぷり すとろべりーどあ!」のキービジュアル。

AR企画は、対象商品のパッケージにARカメラをかざすことで体験できる。

第2弾のAR画面のイメージ。

渋谷ヒカリエで実施したリアルイベントのイメージ。ドアの前でAR「すとぷり すとろべりーどあ!」を起動すると、「すとぷり」メンバーがAR上でドアから飛び出てくる仕掛けだ。