ビームスは2月2日から、台湾観光局が若年層の日本人旅行客に向けて実施するアフターコロナの観光プロモーションの一環として、「台湾好部(タイワンハオブ)」をスタート。特設サイトの公開や「BEAMS」の公式SNSでの投稿に加え、ポップアップショップも順次開催した。
特設サイトやSNSでは、ビームスの日台のスタッフが勧める台湾のグルメやアート、ショッピング、美容などの情報や新たな魅力を発信。一方、「ビームス 京都」とJR新宿駅構内の「ビームス ニューズ」にて期間限定で開催したポップアップショップでは、台湾の食料品やオリジナル商品の販売、付箋を使った顧客参加型スペースを用意した。
ほかにも「ビームス 京都」でのイベントやTwitterでのプレゼントキャンペーンの開催、そして台湾のビームス店舗では、台湾外からの観光客に向けておすすめスポットを紹介するマップの配布やスタンプラリーなども実施した。
特設サイトを閲覧した人からは、「ガイドブックとしても非常に使いやすい」などの好意的なコメントが多く寄せられ、ポップアップショップに訪れた人からは、インパクトのある内装を見てノスタルジックな気持ちを喚起されたのか、「台湾を思い出す、早く台湾に行きたい」という声が多く聞かれたという。また、付箋を使った参加型スペースでは、約500人の来店客から生の声が寄せられ、スタッフと台湾に関する会話も広がった。
当企画は、台湾観光局からターゲットとの相性や親和性が高い企業として声かけがあり、何度か面談を重ねたうえでビームスがPRプランを提案し、連携先として選ばれたことから始まった。ビームスは、当企画を通して日本の若年層に台湾の魅力を届けるとともに、自社のPR力や編集力、そして台湾を紹介するスタッフの魅力まで訴求できればと内容を考えた。

当企画には、日台合わせて約150人のビームススタッフが参加した。

特設サイトでは、スタッフの台湾PR隊が台湾の楽しみ方をリコメンドするコンテンツなどを展開した。

付箋を使った顧客参加型のスペース。

ポップアップショップの様子。インパクトのある内装で、台湾に行きたい気持ちを喚起した。