山梨県は、サイバーパンクをテーマとしたNFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS(ネオトーキョーパンクス)」とコラボし、山梨県の先進的な取り組みを題材として取り入れたオリジナルストーリーのマンガを制作。作品は「NEO TOKYO PUNKS」に関連するNFT所有者などが手掛け、3月20日から「NEO TOKYO PUNKS」の公式Twitterアカウントにて公開した。
今回制作に携わったNFT所有者のコミュニティメンバーは約6000人。マンガでは山梨県の水素燃料技術を取り上げており、制作の過程に携わった数千人には、その内容や山梨県の目指す姿を知ってもらえたと考えている。また、メディアやSNSでも新しい取り組みとして注目されるなど、手応えを感じているという。
公開当日から26日までの期間には、Twitter上でマンガのラストシーンの台詞を考えて投稿するキャンペーンも展開。できあがったマンガを読んでもらうだけでなく、参加の要素を設けることで、山梨県の先進的な取り組みへの理解を促し、地域ブランド「やまなし」のPRを目指した。
これまで山梨県は、マスメディアやSNSを活用した情報発信を行ってきたが、情報を一方的に発信しているだけで、本当に届けたい情報が届いていないことを課題に感じていた。そこで、新しいPR手法に挑戦して効果的なPRのやり方を模索しようと、NFTを活用した当企画の実施に至った。