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サッポロビールが環境配慮型の容器包装をテスト CO2排出削減に注力

サッポロビール

サッポロビールは、缶ビールの6缶パックにおける紙の使用量の大幅な削減を目指して、新たなパック資材「改良型6缶パック」と「エコハット」を開発。2月7日から「改良型6缶パック」を使用した「サッポロ生ビール黒ラベルエコパック」のテスト販売を実施した。さらに3月7日からは、「エコハット」を使用した同パックのテスト販売も行う。

サッポロビールを含むサッポログループでは、昨年11月にサステナビリティ重点課題の全面的な見直しを発表。その最注力課題のひとつに「脱炭素社会の実現」を掲げ、CO₂の排出削減に取り組んでいる。その一環として、2050年までに循環型社会に対応した容器包装へ100%変更していくことを目指していることから、サッポロビールでも次世代容器包装「ecoフレンドリー」プロジェクトが始動。紙の使用量を大幅に削減した環境配慮型の容器包装の開発を行っている。

「ecoフレンドリー」シリーズ第1弾の「改良型6缶パック」は、安全性を維持しながらも、従来の6缶パック資材に比べ、紙の使用量を約19.6%削減。第2弾の「エコハット」は、紙の使用量を約68%削減できる。第3弾以降の発売も予定しており、少量の市場投入による「スモールトライ」を繰り返して顧客や得意先の意見を聞きながら、容器包装の評価を行っていく。

今後は家庭用の缶製品だけでなく、業務用製品のびんや樽のほか、RTD、和酒、ワインでも、次世代容器包装の開発を進めていく。

左から、従来品、「改良型6缶パック」、「エコハット」。

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