カルビーポテトは12月15日、プロトリーフおよびカルビーと共同開発した新商品「じゃがりこ バケ土」を、全国のホームセンターや園芸店で発売した。
これは、袋で育てるじゃがいもの土シリーズの第2弾。
第1弾は2021年12月に発売した「ポテトバッグ」で、種芋の「ぽろしり」をそのまま植えて水やりをするだけで、初心者でも手軽にじゃがいも栽培ができる培養土だ。「未来を担う次世代の子どもたちのために、じゃがいもや土に触れる機会をつくりたい」という思いで、カルビーポテトとプロトリーフが共同開発した。
第2弾は、「ポテトバッグ」の売上やSNSでの反響が大きかったことから、「より多くの消費者に認知してもらい、親近感をもって土に触れながらじゃがいも栽培に取り組んでもらいたい」と立案。カルビーの人気商品「じゃがりこ」をイメージしたパッケージデザインの商品として開発した。また、発売同日には、「ポテトバッグ」の再発売も行った。
販売状況は、昨シーズンを上回る好評ぶりで、購入から栽培中の生育状況、収穫の瞬間、その後の調理など様々なタイミングで情報発信をしながら楽しむ様子や、これまで園芸や家庭菜園に触れてこなかった人や子どもなども栽培に取り組む様子が見られているという。
商品の仕様を決めるには栽培テストが欠かせないが、年1回しか行えない栽培テストを繰り返し、多くの人が取り組みやすい仕様を追求した。

第2弾として開発された「じゃがりこ バケ土」の商品イメージ。