ケンミン食品は、宮崎経済連とコラボし、「ビーフンでピーマンをモリモリ食べよう!」キャンペーンを全国で1月15日から約1か月間にわたって実施した。
当キャンペーンは、宮崎県産ピーマン「グリーンザウルス」と、ケンミン食品が提供する「ケンミン焼ビーフン」を同時購入した人のうち抽選で200人に、宮崎県産季節の野菜とおすすめビーフンの詰め合わせをプレゼントするというもの。近年は、一人当たりの野菜の消費量が減少傾向にあり、人口増加も見込めない現在では日本全体の消費量の減少傾向も続くと予測されること、加えてビーフンは「野菜によく合う“めん”ランキング」No.1(ケンミン食品調べ)であったことから、野菜の消費拡大に貢献したいと企画した。
同様のキャンペーンは昨年も実施。実施前後で、ピーマンとビーフンの浸透率(購入する人の割合)と購入率(購入回数の割合)がともに増加し、キャンペーンの効果が感じられたため、今年も実施に踏み切った。
スーパー内の売り場部門の垣根を越えたキャンペーンは担当バイヤーが異なり、様々な制約がかかることから、実施が難しいとされる。しかし当企画では、消費者が献立を考える上で重要なスーパーの青果コーナーで企画を実施する必要性を丁寧に説明し、「それを実際に検証するために実施させてほしい」と説得。
企画の実施を通して、スーパーのバイヤーからは「このような企画があれば前向きに採用したい」との声も聞かれたという。