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味の素が既存サービスに共通IDを導入

味の素

味の素は、味の素グループが提供する複数のデジタルサービスに、共通ID「AJINOMOTO ID」の導入を順次開始した。

まずは、12月7日から、味の素のサプリメントなどを販売する「味の素ダイレクト(株)オンラインショップ」、続いて、今年2月にレシピや献立を主軸のコンテンツとする味の素のオウンドメディア「AJINOMOTO PARK」に導入する。これにより、IDやパスワード、会員登録情報の一元化、シングルサインオン(1つのIDとパスワードの入力で、複数のウェブサービスやアプリにログインする仕組み)を可能とし、それぞれのユーザーの利便性を高めると同時に、サービス間の連携を強化する。

近年は、食や健康に関する提供価値の多様化が進み、生活者はデジタルサービスを通じて自らの嗜好やライフスタイルに合った製品やサービスを選択することが当たり前になっている。そうした状況下で、味の素はサービス間の連携強化によって生活者との直接的なつながりも強化し、嗜好やライフスタイルに合わせた最適な体験価値の提供を行う。

3月には、新サービス「味の素グループD2Cプラットフォーム」(仮称)を立ち上げ、こちらにも「AJINOMOTO ID」の導入を行う。このプラットフォームには、各ブランドのECサイトや会員情報、物流や会計に関する機能を集約。グループ内での新たなD2Cブランドの起案につなげ、多様化する生活者のニーズに柔軟に対応していくことを目指す。

「AJINOMOTO ID」が果たす役割のイメージ。

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