プーマ ジャパンは12月9日、ショッピングアプリ「PUMA APP(プーマアプリ)」の提供を開始した。
当アプリでは商品の購入ができるほか、公式オンラインストアにはないアプリ独自の機能として、スマホの内蔵カメラで足元をかざすとAR機能を通してシューズが試着できる「バーチャル試着」や、360度の商品回転画像、発売前に商品を先行してチェックできる発売告知カレンダーなどを提供する。
当アプリは幅広い顧客のニーズに対応した仕様になっているものの、特に同社の購買層の中心であるZ世代を含んだ若者を意識し、若年層のモバイルの使い方をリサーチして、アプリのUI/UXの開発に役立てた。
ダウンロード数は、計画値を上回るスピードで伸長しており、非常に順調。プーマは現在、日本のほかに米国、インド、イギリスの4カ国でアプリを展開しているが、日本のEコマースビジネスに占めるアプリの貢献度は、高い水準をマークしているという。ユーザーからは、「アプリの動作スピードが速く、サクサク買い物ができる」、「バーチャル試着がすごい」など、非常にポジティブな反応が見られた。
今後は、アプリ独自のサービスとして、アプリ限定商品の展開やプーマが契約しているスポーツ選手のサイン入りプレゼント企画、プロゴルファーによるゴルフクリニックなど、さまざまな施策を展開し、ダウンロード後も継続して利用してもらえるよう努めていく。