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サントリーが4DXの映画館広告でブランドの世界観を表現

サントリー食品インターナショナル

サントリー食品インターナショナルは、12月16日から22日まで、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場にて、4DXの映画館広告として「サントリー天然水スパークリングレモン」をイメージした架空の遊園地「スパークリングパーク」の世界観を伝える動画を上映した。上映は、映画の上映前広告として行われ、映像とリンクした揺れや風、水しぶきなどの4DX技術によって、「スパークリングパーク」でまるでジェットコースターに乗っているかのような疾走感を体験できるものにした。

昨年秋、サントリーは、最近話題のメタバースについて社員が学び考えるプロジェクト「サントリー“飲むメタバース”プロジェクト」を実施。その中で、メタバース空間での会議などさまざまな体験を通じて得た学びや、サントリーの飲料ブランドや商品の世界観を落とし込んだ空想のコンセプトアートなどを発信してきた。

今回は、そのコンセプトアートの中から、「サントリー天然水スパークリングレモン」をイメージして作成した遊園地「スパークリングパーク」の空間イメージを伝える動画を作成。昨年10月にインターネット上で公開したところ、Twitterでは計20万以上いいねを獲得するなど、多くの反響を得た。そこで、その世界観をより多くの人に体験してもらい、「スパークリングパーク」の企画自体の認知を高めたいと、4DXの映画館広告の上映に至った。

当施策は、139件のメディア露出を獲得。狙い通り、企画自体の注目を集めることができたと考えているという。

動画の一場面。当初4DXを活用した映画館広告の展開予定はなかったが、これができたら絶対に面白いという思いで実現した。

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