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見た目は悪いがおいしいトマトを「闇落ちとまと」と命名し、大人気商品に

曽我農園

トマト農家の曽我農園(新潟市)は、果実の一部が黒く変化した「尻腐れ」と呼ばれるトマトを「闇落ちとまと」と命名。尻腐れは、トマトを甘くするために水やりを少なくすると必ず起こる生理障害で、見た目が良くないため捨てられることが多かったが、名前を変えて直売所で販売したところ、人気商品となった。

これまで曽我農園では、尻腐れトマトをトマトケチャップやジュースなどの原料として使用していたが、コロナ禍でトマト自体が余ってしまい、捨てるのも忍びないと直売所で販売をスタート。尻腐れトマトは黒い部分を削れば食べられるうえにとても甘いため、映画『スター・ウォーズ』で並外れた資質を持ちながら暗黒面に落ちたアナキン・スカイウォーカーから連想し、「闇落ち」と名付けた。

「闇落ちとまと」を売り出したことにより、5月の直売所の売上は昨年比で倍以上に。5月22日には、Twitterで「闇落ちとまと」について発信を行い、25万件以上(6月7日時点)のいいねを獲得した。メディアからの取材数も増えたことで曽我農園自体の知名度も上がり、同農園が提供するブランドトマトの「越冬トマト」についても、インターネットでの売上が昨年比で10倍に伸びているという。

現在は、商品をよく理解せずに購入してしまうことを懸念し、対面でのみ販売しているが、問い合わせの増加に応じ、オンライン販売が可能かどうかを検討しているという。

一般的には「尻腐れ」と呼ばれる「闇落ちとまと」。現在、商標登録を出願している。

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