米袋を中心とする包材メーカーのマルタカは9月18日から、同社の公式Twitterアカウントでフォロー&リツイートキャンペーンを実施。抽選で30人に、米袋のデザインの枕カバー(約43㎝×63㎝)をプレゼントした。
ユーザーからは「面白い」「斬新」といったコメントが数多く寄せられ、13日間のキャンペーンで応募数は約8500件、フォロワー増加数は約7610人に。Twitter上でプレゼントキャンペーンを行ったのは今回が初めてだが、「初日から予想をはるかに超える数の応募があり、その日のうちに急遽Twitterの管理ツールを申し込んだほど」と、販売促進課の長谷幸江氏は振り返る。普段からTwitter上で交流している他社の公式アカウントや得意先にリツイートしてもらえたことも成果に寄与した。
同社の主なターゲットは法人だが、Twitter運用を行うのは、幅広いエンドユーザーに会社名を認知してもらいブランディングにつなげることや、得意先や業界の人たちに企画力をアピールすること、話題化してメディアに取り上げられることなどが目的。「今まで得意としていた販路とは異なるところにビジネ スチャンスの芽を見つけたり、エンドユーザーからもたらされる気付きを商品開発に取り込んだりと、難しいと言われてきたBtoB企業のSNS活用成功例のひとつになれればと思っています」(長谷氏)。

まるで本物の米袋のような枕カバー。業界が活気付く新米の時期に合わせてデザインし、得意先の販促品としての活用を検討してもらうことも狙った。