出前サービスを提供する出前館が、プロサッカークラブ「セレッソ大阪」との共同プロジェクト「なんかせなあかん!with出前館」を開催。6月19日から大阪ダービー「ガンバ大阪」戦当日の7月4日までの間、出前館を初めて利用するサポーターに500円クーポンを配布した。また、同期間にキャンペーンへエントリーした人の中から抽選で300人にオリジナルタオルマフラーを、試合当日に注文した人の中から抽選で4人に選手サイン入りユニフォームをプレゼントした。
出前館は昨年から、さまざまなスポーツ団体やチームと共同で試合会場に出前を届けるサービスを展開してきた。セレッソ大阪ともコロナ禍以前にリアルでのサービス展開を考えていたが、試合の延期で実施が困難に。4カ月経って7月4日に無観客での試合再開が決まり、リモートマッチでもファンが喜ぶ企画ができないかと議論を重ね、本キャンペーンの実施に至った。
ファンからは大きな反響があり、出前館の新規会員数は目標の120%となる数千人を獲得。注文数も数百件にのぼり、目標を上回った。マーケティングコミュニケーション本部の末本直太氏は「大阪を中心に効果的なエリアマーケティングができました」と振り返る。
キャンペーンのPRには、セレッソ大阪のTwitterアカウントやファンクラブ会員向けのメルマガなども活用した。

キャンペーンバナー。セレッソ大阪のTwitterアカウントでは、選手が出前館で注文したものを食べる動画などを掲載し、キャンペーンをPRした。