ショウワノートはジャポニカ学習帳の発売50周年を記念し、昆虫をテーマとした10種類のジャポニカ学習帳を9月1日から発売。同社公式Twitterの告知ツイートはインプレッションが30万を超え、過去最高を記録したという。
同商品は、1978年から表紙に昆虫と花の写真を主に採用してきたが、シェアの拡大に伴い、好き嫌いが分かれる等の理由から2012年に昆虫の採用を中止。8年ぶりに昆虫シリーズの新作を発売した。
現在は環境面で昆虫の減少が世界的に注目を集めていることもあり、今一度昆虫の魅力を子どもに知ってほしい、この商品が自然環境に目を向けるきっかけになれば、などの思いを込めて企画した。また、「昆虫シリーズをいつかは復活させたいという思いもあった」と開発本部の小原崇氏。
今回の昆虫シリーズのうち半数は、昆虫の写真が苦手な子どもに向けて、昆虫を可愛らしくイラスト化した表紙を用意。小原氏は「近隣の小学生から、欲しいという嬉しい声をいただいた。女の子からも写真がいいという声があり、驚いている」と話す。
付録の読み物では、表紙の写真を40年以上撮影している昆虫写真家の山口進氏と昆虫の出会いのエピソードや、驚くような昆虫の生態をイラストで分かりやすく紹介した。