講談社は8月24日、テレビアニメ化および実写映画化が予定されているマンガ『東京卍リベンジャーズ』(「週刊少年マガジン」連載中)の大規模連動プロモーションを、マンガの舞台でもある渋谷周辺にて、8月末から10月にかけて実施すると発表。
同作の作者は「週刊ヤングマガジン」で連載していたヒット作『新宿スワン』の作者でもある和久井健氏だが、掲載誌が変わったため、新作の連載がファンに十分に認知されていない可能性があるとして、今回の一連のプロモーションを企画した。
プロモーションの第1弾では、8月24日から9月6日まで渋谷駅構内に大型のアドピラーを設置したほか、SHIBUYA TSUYATAにて9月1日から、コミックスを購入した人にアドピラーで使用したデザインのポストカードを配布。配布は先着順としていたが、キャンペーン開始初日で、用意していたコミックスと配布期間1カ月を想定した分の特典カードが品切れに。予想外の反響に、急遽特典のポストカードを増刷した。同社の担当者は「コロナ第二波というタイミングにもかかわらず、告知のリーチや作品の認知向上に十分な効果があった」と振り返る。
9月26日からは、タワーレコード渋谷店にて同作初の原画展を開催。10月および11月には、動画配信サービスのABEMAにて放送される生中継番組と作者の和久井氏とのコラボが、プロモーションの一環として予定されている。

渋谷駅構内に設置されたアドピラー。