ブックオフコーポレーションが8月31日から、本の買い取りを促進する企画をスタート。コロナ禍で買い取りが落ち込んだうえに巣ごもり需要によって売上が増加し、本の在庫が不足。秋の読書シーズンや今後の巣ごもり需要に向け、前年対比100%以上を目標に買い取り強化に踏み切った。
企画の告知ムービーを8月27日に公開し、9月4日時点で再生回数は34万回に。Twitterを中心としたSNSでも大きな反響を得ている。内容は、昨年話題になった寺田心さん出演のテレビCM「ブックオフなのに本ねぇ〜じゃん」を逆手にとり、冗談半分に言っていたら本当に本が足りなくなってしまった「ブックオフから本気(=本を買う気マンマン)のお願い」として、本を売りたくなるシチュエーションを思い起こさせるとともに手元の本を売ってほしいと訴えた。
また、文庫本3冊の買い取りごとに金券などの景品が当たる「ブッくじ」がもらえるキャンペーンも、東京および神奈川のブックオフ店舗で9月13日まで実施。景品のなかでも、オリジナルデザインのジャンパー「ブックオフなのに本ねぇ~ジャン」は、SNSで「欲しい」と話題を呼んだ。

告知ムービーのワンカット。30人のスタッフ有志が早朝から集まり、何テイクも重ねて撮影した。