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広がるオンライン接客 「非接触」の販売促進手法

ランドセル商戦にコロナが影響 セイバンがLINE通話接客を導入

セイバン

ランドセル「天使のはね」などを製造・販売するセイバンは、新型コロナウイルスの影響で休業を余儀なくされた店舗の代わりにLINE通話を使った接客などで、ECサイトでの購入につなげた。

接客の様子とLINEでのサービス利用画面。LINE上で案内を受け取った後は、通話機能から連絡する流れ。基本は通話での対応だが、必要に応じてビデオ機能も利用する。

ランドセル「天使のはね」などを販売するセイバン(兵庫・たつの市)は3月23日、「LINE通話接客サービス」を開始した。全国に10店舗ある直営店のスタッフが、LINE通話を利用して購入検討者の疑問や不安を解消している。6月5日時点で、利用者数は数百件に上った。

来店につなげる情報発信を強化

同社は1919年に革製品の販売問屋として創業、1946年からランドセルの製造と販売に注力してきた。2003年に発売した「天使のはね」シリーズは、子どもの身体への負担を軽減する工夫で大ヒット商品となった。2020年6月時点で全29モデル、140種類を発売している。

近年、少子化とともにランドセルを取り巻く環境は変化している。そんな中、ランドセルの良さを直接説明し、顧客の声を聞く場をつくりたいといった想いから、直営店を増設してきた。“実際にランドセルを見て・触れて・体感する体験型店舗”として設計。反射スコープや体感重量バッグを用いたランドセルの背負い比べなどを通して、実際の通学を想定したランドセル選びができる空間としている。

近年は新規顧客との接点になるECサイトも強化。ランドセルは6万円前後と高額で、長期にわたって使用する商品のため、様々な商品を比較検討して購入するケースが多い。つまりブランドサイトで情報収集して最終的に店舗で試すという動線も想定される。そこで、サイト内にオウンドメディア「ためになる! ランドセル広場」を設け、ランドセルの紹介から入学準備の情報まで豊富な情報を発信し、来店につなげる工夫をしてきた。

コロナ禍においては...

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