エムピーキッチン(東京・渋谷)が運営する「つけ麺専門店 三田製麺所」が、人気アニメ作品「ソードアート・オンライン アリシゼーション」とのコラボ企画を実施した。
10月1日から31日にかけ、国内の三田製麺所全店でキャラクターの名言をプリントした特製のりと、描き下ろしのキャラクターカードがもらえる「SAOセット」を販売。「ヨドバシAkiba店」と「なんばCITY店」では限定アクリルスタンドが当たるコラボガチャや、描き下ろしキャラクターパネルを設置した。
ブランドのコアターゲット層である20歳代~40歳代男性に親和性の高いコンテンツとのタイアップで、売り上げの向上を目指した形だ。
当初目標は、全店の売り上げを3%アップ。しかし、10月10日時点でおよそ5%アップと、予想を上回るスタートとなった。コラボガチャは初回在庫がなくなり次第販売の終了を予定していたが、販売初日に3時間で完売。ファンからの要望もあり、追加販売に踏み切った。こちらも取材時点では、1人4回までの制限をつけても再販する度に即日完売している状況だという。
企画で心を砕いた点について、エムピーキッチン営業企画部の堀遼平氏はこう話す。
「特製のりにプリントする台詞の選定は、どれが最もファンの方に支持されているのか、喜んでいただけるのかと、ギリギリまで熟考しました。また、描き下ろしイラストのポージングなどは、各キャラの魅力を出しつつも三田製麺所らしさを演出するため、細部までこだわって依頼しました」