
アンファーと『MERY』がコラボした「まつ毛美容液」の限定セットが好調だ。1000個を販売したEコマースでは発売から約2週間で完売し、店頭でも消化率は約80%に上るという。販路はバラエティストアやドラッグストアのほか、アンファーが運営するオンラインストア、ネットモール「楽天市場」など。計約6万個を販売していた。
女性向けメディア『MERY』がプロデュースしたカード型の手鏡をセットにした限定品。対象商品は1730円と3460円(いずれも税込)の2種で、手鏡のために描き下ろしたイラストは「大人女子」「オシャレ女子」「愛され女子」の3パターンがある。取扱店舗によって、異なるイラストの手鏡を配荷した。
イラストを手がけたのは『MERY』の心理テストコーナーなどを担当するItabamoe氏。手鏡は合皮カバー付きでカードサイズと持ち歩きやすい設計とした。化粧直しや「まつ毛美容液」を塗る際に使うことを想定したもの。
アンファーのブランド戦略部・三山孝仁氏は、「お客さまや、当社の取引先である小売り企業さまの両社から『かわいい』と共感を得られ、ソーシャルメディアやブログを通して自主的に情報を発信していただきました」と話す。
また、『MERY』のBRAND STUDIOの中崎彩氏は、「ノベルティの開発企画におけるクリエイティブやコミュニケーションの統一をMERYでお手伝いしたことにより、もともと機能的価値の高いプロダクトに情緒的価値が付加され、購買促進につながったのではと考えています」と分析する。
アンファーは今後も定期的に、キャラクターとのパッケージコラボレーションやノベルティ施策を実施する予定。