

味の素AGFは2月25日、「AGF『煎』カフェ」と、芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんの仕事部屋を再現したブースをオープンした。会場は、大阪城公園に開業した新たな劇場型文化集客施設「COOL JAPAN PARK OSAKA」の「WWホール」内「AJINOMOTOグループコミュニケーションエリア」。それぞれ約3年間の設置を予定している。
味の素AGF事業戦略部の三浦優子マネージャーは、「国内外から年間55万人が訪れると想定される『WWホール』の来場者に、味の素グループの取り組みを知ってもらうきっかけとすることを目指します」と話す。
「AGF『煎』カフェ」では、AGFのコーヒーや紅茶、フルーツティーのほか、「珈琲♡和菓子アワード2017」の「コーヒーを用いた和菓子のコンテスト」で優秀賞に選ばれた本松葉屋の和菓子とドリンクのセットも楽しめる。また併設のショップでは、大阪土産としてAGF「ブレンディ」の地域限定商品も販売する。
又吉さんの仕事部屋は、吉本興業がパーク運営企業を構成する1社であること、味の素AGFが以前から又吉さんの作家活動を応援してきた、などの背景から設置。来場者を楽しませ、話題化を図る。
今後は、「WWホール」で行われる公演と連動した消費者プロモーションなども検討している。