ターゲットに正しく届ける 「コミュニケーション設計」
インターネットやSNSが大きく拡がり、企業も個人も皆その恩恵を感じています。ただ、「情報」としては膨大すぎるため、発信者としては、すでに顧客である、また顧客になり得る「生活者」に、自分たちの情報が届いているだろうか?目に留まっているだろうか?と不安になります。
テレビCMからソーシャルメディアの投稿まで、消費者との接点が格段に増えたことで、おのずと広告・コンテンツ制作が必要とされる場面も、そのバラエティが広がっています。担当者自らに制作スキルが求められるもの、外部のパートナーのディレクション力が求められるものがありますが、本特集では双方を織り交ぜながら、特にアウトプットの完成度を高める実践的ノウハウ・考え方を解説していきます。
インターネットやSNSが大きく拡がり、企業も個人も皆その恩恵を感じています。ただ、「情報」としては膨大すぎるため、発信者としては、すでに顧客である、また顧客になり得る「生活者」に、自分たちの情報が届いているだろうか?目に留まっているだろうか?と不安になります。
今号は「インナー広報におけるクリエイティブ」がテーマとなっていますが、まずは何故今「インナー広報」が重要なのか、ということから考えてみましょう。
女性向けの下着通信販売事業を展開しているピーチ・ジョンで、カタログ『PEACH JOHN』の編集長とWebビジュアルのクリエーティブマネージャーを兼任しています。
日々膨大な量の情報に接触する消費者に、興味・関心を持ってもらい、さらに購買・来店・利用・参加といった行動に移してもらうためには、「PR発想」のクリエイティビティが不可欠です。ここでは、その先進事例を紹介します。
僕はPRプランナーとして、さまざまな会社のコンテンツを、世の中の話題にするお手伝いをしていますが、その時、一番困るのが、「PR的クリエイティビティ」要素がほとんどなく、しかも、それを入れることがままならないコンテンツを話題にしてくれ、というオーダーを受けた時です。
私は広告会社のPRパーソンとして、これまで10数年間、多数のクライアントと向き合ってきました。担当してきたのは、大企業からベンチャー企業まで、実にさまざまです。課題解決の仕方も、その都度変わってきました。
ここでは、「しらべぇ」とピーチ・ジョンWebサイトでヒットしたコンテンツを紹介。その裏側とポイントを説明してもらった。
今、人が書く文章のほとんどは、「Webで公開される」と言っていいのではないだろうか。今や、合法・違法なものを含めて多くのテレビ番組やCM映像が動画サイトにアップされ、新聞・雑誌発の情報もネットニュースの主要なコンテンツとなっている。Webで自走する情報には、かつての紙や電波にあったのとは異なる作法やコツがあるのだろうか。
制作を依頼する際、何を基準に、どういうポイントで制作会社を選んでいるのか。実際に発注を行っている企業担当者にアンケートをとり、制作会社に期待すること、理想の関係、現状の課題を聞いた。
僕は資生堂の宣伝・デザイン部に属し、クリエイティブディレクターとして広告のクリエイティブを総合的に手がけています。最近の仕事では「High School Girl? メーク女子高生のヒミツ」というWeb動画を制作しました。