場の特性を活かしたコミュニケーションで生活者がブランドに触れるきっかけをつくる
海外に比べて、日本ではまだ事例がそう多くないアンビエント広告。「アンビエント(ambient)」とは日本語で「環境化された」を意味する言葉で、アンビエント広告とは、その言葉の通り「環境に馴染んでいる広告」のことを指します。
テレビCMからソーシャルメディアの投稿まで、消費者との接点が格段に増えたことで、おのずと広告・コンテンツ制作が必要とされる場面も、そのバラエティが広がっています。担当者自らに制作スキルが求められるもの、外部のパートナーのディレクション力が求められるものがありますが、本特集では双方を織り交ぜながら、特にアウトプットの完成度を高める実践的ノウハウ・考え方を解説していきます。
海外に比べて、日本ではまだ事例がそう多くないアンビエント広告。「アンビエント(ambient)」とは日本語で「環境化された」を意味する言葉で、アンビエント広告とは、その言葉の通り「環境に馴染んでいる広告」のことを指します。
私は映像制作のプロデューサーですので、テレビCMやWebムービーの制作をしています。私自身がイベント自体の企画、実施をするわけではありませんが、最近はイベントのコンセプトムービーや体験イベントをまとめた事後のイベントムービーを制作するケースが多くあります。
参加者の心に響けば、自社のファンをつくることもできる。優れた体験型イベントの事例を紹介します。
イベントを企画する際には、まずは若者の意識や消費動向、SNSが浸透した今のマーケティング手法を知ることが重要です。
皆さんにとって、『優秀な宣伝担当者』とはどのような人でしょうか。私がかつて所属していた会社にも、さまざまなタイプの宣伝担当者がいました。
話題化させるポイントは、その企業・商品によって様々。そこを見極め、限られた予算の中でクリエイティブを話題に結び付けた、秀逸な事例を紹介します。
昔からコミュニケーション業界(特に大手エージェンシー)では、制作スタッフはクリエイティブ職、プロモーション職、PR職がそれぞれ専門の分野を担当し、クリエイティブスタッフは、「クライアントの課題を解決する良質なクリエイティブをつくる」という、ひとつのゴールに向かってきました。
目的やターゲット、メディアの特性を生かしたコンテンツを制作することで効率的な動画をつくることができる。動画ディレクションが優れた事例を紹介します。
近年、企業の動画活用が進み市場が拡大し続けています。動画広告市場を見ると2016年は約800億円市場ですが、2020年には2000億円を優に超える市場になると予測され、ますます活用が進むことは間違いないでしょう。
一括りに動画制作といっても、広告の世界ではテレビCMからスマホで撮影したものまで実に多様な選択肢があり、それぞれディレクションの仕方や考え方が全く異なります。ここでは主にオンライン動画の制作について取り上げたいと思います。