『広報会議』メディアリレーション連載の読み方
広報会議ではメディアリレーションのヒントとなる連載企画を掲載しています。新しく読者となってくださった方に向けて各連載の概要や読みどころを紹介します。
「報道向け資料を送ったものの、なかなか掲載に至らない」「興味を持ってもらえない」。そうした時には、メディアの関心はどこにあるのか、に立ち戻ることが必要です。継続してメディア掲載されている企業の広報は、どのような工夫をしているのでしょうか。日々、多くの情報が舞い込むメディアの制作現場にとって、喜ばれる話題提供のしかたや取材対応とはどのようなものなのでしょうか。メディアとの信頼関係を築いていくためのポイントをレポートします。
広報会議ではメディアリレーションのヒントとなる連載企画を掲載しています。新しく読者となってくださった方に向けて各連載の概要や読みどころを紹介します。
新年度となる4月、はじめて広報業務に携わる新任広報担当者もいるだろう。先輩広報たちは、どのような経験を積んできたのか。アンケートにより先輩広報の生の声を聞いた。
プレスリリースなどを記者の目にとめてもらい、メディア露出につなげる─。『情報の優先順位を明確に「瞬時に伝わる」広報ツールのデザイン』では、ビジュアルデザインを活用し「メッセージを効果的に伝える」テクニックを見てきたが、その汎用性を高めるために前提となるデザインの考え方も知っておきたい。
メディアでの掲載数などの数値は広報活動の指標として用いられている。しかし、成果を可視化するにあたっては、メディア露出量だけではなく、その先にあるステークホルダーの認識や行動の変化も、広報担当者は意識してチェックしたい。
メディアには日々多くの情報が送られてくる中、自社の情報に目を止めてもらうには、テキスト情報だけでなくビジュアルの活用が欠かせない。また複雑な内容について記者の理解を助けるのにもつながる。広報担当者が知っておきたいビジュアルデザインのコツを聞いた。
「朝一番を元気に!」を掲げ、ニュースに「くすっと笑えるユーモア」を掛け合わせて、リスナーに前向きな気持ちを提供することに焦点を当てています。この方針をもとに、発信するニュース選びの軸は、人々の「会話のトピックになるか」。企画会議では、プレスリリースなど番組に届く様々な情報からめぼしいものを持ち寄り選定。「この情報は私たちの生活にどのように関係があるのか」を口癖のごとく使っています。
情報を伝えるだけではなく、「会話を生み出すメディア」として、価値観や物の見方を提示する方針を掲げています。また「社会問題の解決を目指した情報発信」にこだわり、2018年頃からはSDGsをメインテーマに。特に2021年以降は、SDGsの17のゴールを達成するためにどうすべきか、How to(手段)の事例を積極的に取り上げています。
「働く人のステップアップ・スキルアップにつながる情報を+α」して、その日のニュースをコンパクトに伝えること。中でも、これからのビジネスパーソンが必要な「半歩先の感覚」が身につくニュースを積極的に扱うことを重視しています。最近だと、SDGsや働き方、ダイバーシティ、また最新テクノロジーやスタートアップ関連を注力テーマに掲げています。
ナイルは、昨今話題の“○○ガチャ”の文脈と掛け合わせ、「面接官ガチャ」を回避する就活制度を発表。キャッチーなワードや分かりやすいキービジュアルなどから、多数のメディア露出を獲得した。トレンド言葉や文脈を捉えたリリースをどのように企画しているのか。
熱海市のロケ支援事業「ADさん、いらっしゃい!」では番組ロケのサポートを無料で行う。事業開始12年目となり、2023年末にはロケ数累計が1000本を超えた。メディア露出増の裏側にあるのは、番組制作視点に立ったきめ細やかな対応力だ。