販促会議は創刊20周年を迎えました
1997年6月1日、月刊『販促会議』を創刊しました。皆さまのおかげで、ことし2017年、20周年を迎えることができました。スマートフォンの日本発売が約10年前。そう考えると、この20年間で社会環境やコミュニケーションのあり方は大きく変化しました。少しだけ振り返りたいと思います。
この20年間で起きた大きな変化のひとつと言えば、年間2000万人を越える訪日外国人客の市場ができたこと。この先20年、30年かけて国内市場は縮小見込みですが、一方の訪日客市場は拡大基調です。攻めない手はありません。
では具体的な手法についてはどうブラッシュアップするのがいいでしょうか。そちらは販促会議2017年7月号P082からの特集「販促手法ガイドブック2017」をどうぞ。双方合わせてお役立てください。
1997年6月1日、月刊『販促会議』を創刊しました。皆さまのおかげで、ことし2017年、20周年を迎えることができました。スマートフォンの日本発売が約10年前。そう考えると、この20年間で社会環境やコミュニケーションのあり方は大きく変化しました。少しだけ振り返りたいと思います。
「プロモーションに予算が移っている」という声を耳にすることがある。実際、この20年間で、「広告」と「販促」はどのように変化したのか。経済産業省と電通のそれぞれの統計をもとにグラフ化した。電通の「日本の広告費」では、プロモーション関連は、従来手法はPOPを除き減少傾向にあるようだ。
社会やメディアが変わっても、いまだに記憶に残り続けるプロモーション企画がある。そうした企画には、時の試練に耐える、普遍的な力がある。そこで、小誌主催の企画公募賞「第9回販促コンペ」の審査員にアンケートを実施。企画する人に、これから必要とされるスキル/変わらないスキルと共に、回答してもらった。
海外のインフルエンサーなどを使った施策で、訪日外国人客による売り上げを伸ばしてきたパルコ。百貨店のような大量買いを見込めないパルコは、どのような観点でプロモーションを行い、認知度を上げてきたのか。パルコのマーケティング担当である山口豪氏が語る。
アジア圏を中心に訪日外国人の利用者を増やしている西武鉄道。その多くが、秩父と川越への観光客だ。日本有数の観光スポットに比べ、あまり知られていなかった秩父・川越エリアは、どのようにして認知度を上げたのか。西武鉄道の旅客誘致を担う、運輸部スマイル&スマイル室の新規旅客創造担当である石原遼太氏に聞いた。
訪日外国人観光客数は、2003年に「ビジット・ジャパン(VJ)キャンペーン」を開始して以来、初めて2013年に政府目標の1000万人を突破し、2016年にはすでに2403万人を突破した。ドン・キホーテのプロジェクトリーダーとして活躍しつつ、ジャパン インバウンド ソリューションズ代表、そして日本インバウンド連合会理事長を務め、日本全体の観光立国のけん引役ともなっている中村好明氏に聞いた。
訪日外国人の消費ニーズが爆発的高まっている時代背景を読み解きながら、そうした需要に対してどのように対応していくべきか。プロモーションやコミュニケーションのあり方について、JTIC.SWISS 代表の山田桂一郎氏が解説する。