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リテールメディア 理想と現実

真の「リテールメディア元年」到来はまだ先か? 特集から見えた、小売とメーカーそれぞれの想い

「理想」と「現実」の差を埋めることが成長に繋がる

国内でもリテールメディアという言葉が広告・マーケティング、販促領域で多く聞かれるようになり、久しくなりました。店頭にデジタルサイネージを置く店舗がますます増えていたり、この前買った気がする商品のクーポンがアプリで届いたり……。小売を取り巻くメディアの変化は、街を歩いていても肌で感じるほどになってきました。これまでに発表された市場予測を見ても、その注目度や期待値は右肩上がりであることは明らかです。

しかしその中で、編集部が感じていたのは「リテールメディアを活用している様子は見かけるようになったが、広告主が一部の企業・ブランドに偏っているのではないか」ということでした。「リテールメディアを使えばこんなことが可能になる」という「理想」や価値は理解しているものの、メーカーには出稿に踏み切れない「現実」があり、媒体を提供する小売にも使いやすいサービスへ成長させるために乗り越えなければならない「現実」があるはず。このような仮説のもと、生まれたのが今回の「リテールメディア『理想』と『現実』」という...

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