JD.comとWeChatのデータを連携 モバイル化した中国のブランドコマース
中国のIT大手テンセントは、日本の「LINE」にあたる対話アプリ「WeChat」などを運営する企業。傘下にはEコマース大手のJD.comも存在する。購買行動と、ソーシャルメディアでの消費者の行動を掛けあわせ、より精緻なターゲティングが可能になったという。
2015年は成長に一服感のあったEコマース市場。他社と差別化し、サイトの売上高を伸ばす分かれ目として、
本特集では「クリエイティブ」に着目。
EC事業全体のブランディング、ECサイトならではのパッケージデザインやコンテンツ制作、
テレビCMの活用、新たなチャネルの創設。自社ECサイトで「買う理由」をつくる手法を紹介。
中国のIT大手テンセントは、日本の「LINE」にあたる対話アプリ「WeChat」などを運営する企業。傘下にはEコマース大手のJD.comも存在する。購買行動と、ソーシャルメディアでの消費者の行動を掛けあわせ、より精緻なターゲティングが可能になったという。
Eコマース化率の高い米国や英国など、海外で人気を集めているECサービスを収集。根幹となるサービス自体にアイデアを込め、唯一のポジションを築いているものが多い。事業の着想しだいでまだまだ可能性が広がっていることが伺える。
「YouBar」は、いわゆるプロテインバーを目的などに合わせてカスタマイズできるEコマースサービス。最低12本入りから受け付けている。それまで第円本著者や起業家、ジムオーナーやフィットネス愛好者のために、プロテインバーの製造を請け負ってきた。アバ・バイス氏とアンソニー・フリン氏の母子が2006年に創業した。両氏はこれまでにカスタマイズしたレシピは数千種類に及ぶ。
「実店舗に代わって商品を売る場」ではなく、「雑誌で商品を知る楽しみを感じながら、買う場」として、大きく売り上げを伸ばしているECサイトがある。いまやECサイトというより、一つのメディアとしても多くのファンを抱える「北欧、暮らしの道具店」だ。運営元であるクラシコム 代表取締役の青木耕平氏に聞いた。
消費者同士で商品を売買するC to CのEコマースが活況を呈している。その代表格が、フリーマーケットアプリの「メルカリ」だ。すでに日本国内でのダウンロードは3000万回を突破。C to CビジネスのECサービスの台頭は、消費者の心理や行動をどのように変えるのか。
2015年の消費者向け(BtoC)Eコマース市場の伸長率は1ケタにとどまった。2011年〜14年は10%〜14%で拡大していただけに、成長に一服感がある。市場拡大のためには、日本全国の中小企業の参入・拡大が必要だ。中小・地方企業のネット利活用支援に取り組む一般社団法人ネッパン協議会に、ここ1年間の手応えを聞いた。
無料でネットショップが開設できるツール「BASE」を利用する事業者は20万店鋪に上る。多くは中小企業だが、自治体などが活用するケースも増えてきたようだ。利用者にはどんな課題や期待感があるのか、ほかの施策との相乗効果と合わせて聞いた。
焼きたてチーズタルト専門店の「BAKE CHEESE TART(ベイク チーズタルト)」が、新店舗を東京ディズニーリゾートの玄関口にあるショッピングモール「イクスピアリ」にオープンさせた。音と映像を使ったリアル店舗ならではの体験型コンテンツを設置。五感で楽しむ店舗づくりは、リアルだからこそできる体験だ。