生活者アンケートから探る 動画は本当に見られている?
企業、自治体での動画配信は増えている。しかし、テレビCMと違い、能動的に見にいかなくてはいけない動画。生活者はどのように見ているのだろうか。生活者約1000人に行った動画についてのアンケートを見てみる。
ますます加速する動画市場。大手企業も本格的に乗り出し、自治体では市町村レベルでの動画制作も見られるようになってきています。
話題になる動画の背景には何があり、何が違うのか。それをひもとくことで、これから動画を制作する人たちがどのように考え、制作に臨めばよいのかを考えていきたいと思います。
企業、自治体での動画配信は増えている。しかし、テレビCMと違い、能動的に見にいかなくてはいけない動画。生活者はどのように見ているのだろうか。生活者約1000人に行った動画についてのアンケートを見てみる。
昨今、企業・自治体によるオンライン動画の多くはバズムービーであり、「話題づくり」を目的にしていることが多い。しかし、その目的を果たせていない動画も少なくない。「話題」はどうすればつくれるのか、その違いはどんなところにあるのか――。オンライン動画の研究・分析を行うチーム 電通・鬼ムービーが、事例をもとにひもとく。
なぜあの動画は話題になったのか。「感情トリガー」と「PR IMPAKT®」を使って、鬼ムービーに検証してもらった。
産業用ロボットで世界シェア1位を誇る安川電機が2015年6月、創業100周年を迎えた。その記念として公開した動画「YASKAWA BUSHIDO PROJECT」は現在までに570万再生回数を超えている。
今年2月にマルコメから発売された「世界初カワイイ味噌汁」。これはカワイイカルチャーを発信するアソビシステムと同社によるコラボレーションから生まれた。発売と同時に、従来のマルコメのイメージを覆す斬新な動画が公開された。
昨年、「ティーンが選ぶトレンドランキング2015」(マイナビティーンズ編集部調べ)が発表された。その中で、フジテレビの月9ドラマ『恋仲』、「双子コーデ」、「双子ダンス」に続いて、「2015年流行った“コト”」に選ばれたのが、「シーブリーズ蓋交換」である。
2020年に向けた観光誘致のプロモーションが増える中、東京をPRするユニークな映像が公開された。ここで映し出されるのは東京のジオラマ。そして、そのジオラマはすべて無印良品の商品で制作されている。
「サントリー ホームメイドスタイル」の発売キャンペーンとして、展開されたSNS専用ムービー「やや充のススメ」は、イケメン外国人3人組がSNSの「リア充投稿」から飛び出すという意表を突くギミック動画だ。
「シュールすぎる」「クセになる」「歌が頭から離れない」…など公開時からSNSで話題となった滋賀県による石田三成のCM。増え続ける地域PR動画の中でも異色の存在となった。
移住者を増やす――。2013年、これが高知県がキャンペーンを始めた目的である。電通 澤田智洋さんは、「高知家」という言葉を立て、そのフレームの中で動画を制作している。