受験生に贈る100枚のメッセージ 関西学院大学法学部のオープンキャンパスの施策
高校生に、法学部の新しい価値を感じてもらうために。そして2日間で1万人以上が来校する場において、できるだけ多くの高校生とコミュニケーションを図るために。統一のメッセージはあえて設定せず、関学大OB、宣伝会議コピーライター養成講座OBを中心とした有志クリエイターそれぞれが、独自の視点でクリエイティブをつくり上げるという方向性を取りました。
UP TO WORKS
♪:キンチョール is ザ JAPAN
JAPAN イズ the キンチョール
S:ハエ、蚊に。
NA:テレビコマーシャルをうつ会社です
♪:ルールル ルールル ルールル……
NA:キンチョール 細キンチョール
「日本の殺虫剤といえばキンチョール」という大テーマを掲げながら、今までの路線をガラリと変えて自由な発想で。企画は「AIに画像アイデアの“ブレスト相手”になってもらおう」という茗荷(AD/プランナー)と小堀(プランナー)の若々しいアイデアで、新たな活路を見いだした。「ヤング向け映像」と明記することで、誰にでも映像の狙いが分かる仕組み(笑)。ヤング向けのメッセージとして、「テレビコマーシャルをうつ会社(キンチョウ)」をアピール。そう、テレビCMのチカラを信じて、企業がCMをうち続けることはいまや大声で伝えるべき個性なのです!
(電通 Creative KANSAI グループ・クリエーティブ・ディレクター 古川雅之)
キンチョールの赤/青のイメージから「赤い空間」「青い空間」という場面設定など大まかな構成を考え、画像生成AIでイメージを練り上げていきました。プロンプトには固有名詞や作家名は入れず、時代やタッチ、モチーフなどを入れて「おっ」と思うものが生成されるまで根気強く呪文を唱える日々。結果、数千枚出力となりました。そうして出来上がったものを組み合わせキービジュアルをつくり、監督やEDP graphic worksさんにお渡ししてCGで世界をつくり上げていただきました。赤い世界は監督こだわりの実写撮影。不思議な撮影現場となりました。
(電通 Creative KANSAI アートディレクター 茗荷恭平)
https://www.kincho.co.jp/cm/html/kinchol_young/index.html
ログイン/無料会員登録をする