毎朝の理想と現実を表現したカロリーメイトリキッドの新聞広告
この広告は、連続した2面にわたって掲載されました。まず記事中のアイランド広告には、パンをおいしそうに食べる女の子。そして新聞をめくると、女の子の位置は全く変わらずに周りの景色が15段全面に見えてきます。そこには、こぼれた牛乳、予測不可能な猫、体操着を乾かすママ、お皿の雪崩をキャッチするパパなど、共働き夫婦と子育ての騒がしくも愛おしい朝の“あるある”が。
UP TO WORKS
話題にしたい。ロート製薬の皆さんの熱いオリエンを受けて、チームでブレストを重ね辿りついたのがこの企画です。「OXY」を使って“グッドおけまる”な肌になった自分の姿に思いを馳せてもらえたら、という狙いで「中づりに顔はめパネル」という通常あり得ない光景をつくりました。顔はめパネル感の演出のために、フォトスポットマークを入れたり、裏側全部をベニヤ板風にしたり(贅沢な使い方……!)など工夫を積み重ねています。
その一方で、チープには見えないようスタイリッシュな世界観でやり切ることにもこだわりました。「身長2メートルないと届かない」「電車内で顔ハメは斬新」など、このトリッキーな中づりはSNSで話題に。OXYを知ってもらう起点となりました。今回、新しく始まったOXYのコミュニケーションで口火を切ったのがこの企画。まずはグッドおけまるな反響が得られてよかったです。
(電通関西支社 クリエイティブディレクター/プランナー 堀靖幸)
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