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EDITOR'S PICK キャンペーン

多様性ある髪色に寛容な社会へ 「自分らしく働く」を後押し

ロレアル プロフェッショナル 「髪色自由化プロジェクト」

ロレアル プロフェッショナルは、働くすべての人が企業ブランドを尊重しつつ、その人らしいスタイルや髪色で働くことのできる自由な社会の実現を目指すというコンセプトのもと「髪色自由化プロジェクト」を発足、5月15日よりキャンペーンを実施した。

自分らしい髪色で働ける、自由な社会の実現を目指す

ロレアル プロフェッショナルは、働くすべての人が企業ブランドを尊重しつつ、その人らしいスタイルや髪色で働くことのできる自由な社会の実現をヘアスタイリストと共に目指すというコンセプトのもと5月15日より「髪色自由化プロジェクト」を発足した。

このプロジェクトは、ロレアル プロフェッショナルのヘアカラーブランド、「イノアカラー」が主体となって展開するもので、働く人の多様性に寛容で、より自由な、風通しの良い社会の実現に貢献することを目指す取り組みとしてスタート。変化のスピードが速い現代、職場で特定の髪色のみを認めるという、これまで日本で一般的だった慣習が、現代の社会が目指す流れに合っているのかを見直す時期に来ているのではないかと、プロジェクトを通じて提唱していく。

このプロジェクトでは、職場における髪色規定に対しての現状について、オフィスワーカーや接客業、公務員など全国8業種の従業員・人事担当者合わせて950名に調査を実施。その結果、髪色規定のある企業は約74%も存在し、髪色規定があることで好きな髪色に染められていない人は約半数以上いるということが判明。さらに、お店や取引先企業の人が自由な髪色で働いていることに対して気になるかどうかという質問に対し、「仕事をしっかりしていれば特に気にしない」という回答が全体の69%を占めた。

「この結果に加え、社会人として重要視されているのは髪色よりも、むしろ髪の艶やまとまり感といった清潔感であることもわかりました。こうした内容を踏まえ、従業員が個性を発揮できる環境を提供することは、エンゲージメントの改善や採用にもプラスに働き、ひいては事業全体に良い影響をもたらす可能性もあると考えました。そこで、このプロジェクトで実際に企業の規定を変えていくことを目標に、さまざまな施策を交えながら取り組んでいきました」と企画立案からクリエイティブまで携わるTBWA\HAKUHODO・Disruption Labの高橋律仁氏はプロジェクトの背景について話す。

ニュースやSNSで髪色について議論されていることをきっかけに実施した調査から、好きな髪色に染められない人は約半数にも上った。一方、髪に求められているのは「清潔感」という意見が多数を占め、髪の色には影響しないという結果から...

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