日本の住宅の悩みは「収納」 アイデアを実感できる体験を提供
イケア・ジャパンは、イケアの家具でフルコーディネートされたトレーラーハウスに1泊無料で宿泊できる「旅するTiny Home」キャンペーンを4月5日より関東圏で実施した。
日本における家の悩みとして一番に想起されるのが「収納」。同社が2023年1月に発表したレポート「Life at Home Report 2022」によると、家に対してストレスを感じる一番の理由として「置き場所の定まってないものがたくさんありすぎる」ことが挙げられたという。そこで、限られた空間でも快適な暮らしを、アクティビティ感覚で気楽に体感してもらおうとトレーラーハウスに着目。
キャンペーンタイトルに「旅する」とあるように、関東の各店舗を旅感覚で巡り、それぞれのエリアで住宅の悩みを持つ家族に、イケアのソリューションを実感してもらうことを狙いとした。
「レポートでは収納のお悩みとともに、家族のくつろぎやリラックスできる空間も理想の家に求める重要なポイントとして挙げられています。そこで、トレーラーハウスに機能性の高い収納や、折りたためるタイプの家具などを配置することで、小さなお子さまのいるご家庭でも、家族で楽しく暮らせることを知って欲しいと思ったのがこの企画の背景です」と話すのは、イケア・ジャパンマーケティング部の山下美沙紀氏。
同社ではこれまでも「ものに居場所を。」のメッセージのもと、収納に対するソリューションを紹介してきた。今回の体験型キャンペーンで実際にこの空間で過ごしてみることで、イケアのソリューションから、思い描く「理想の家」に対するインスピレーションを受けてもらえたらと、施策の狙いについて山下氏は説明する。
トレーラーハウスの最小空間で最大級のくつろぎを演出
今回のキャンペーン用に用意したトレーラーハウスは、約8畳(+約1畳のロフト部分)に相当する広さ。小さな子どもがいる家族をターゲットに、限られたスペース内でキッチン、リビング、寝室、収納、子ども用スペースをイケアの家具・雑貨400点あまりを...